⑨機械設計

09.機械設計09.機械設計09.機械設計

機械設計 とは、 機械要素 、 機械材料 、力学など要求される仕様に合った機械を作ることと定義される。
機械設計を行う対象は、プラント・重機械などの重工業系、自動車・電車・工作機械などの一般機械系、時計・プリンタ・携帯電話などの精密機械が存在する。
機械設計には、材料力学・機械力学・流体力学・ 熱力学 などの学術的知識や、 機械製図 、機械材料や加工、組み立てなどの製造に関する知識が必要とされる。
*まずは、「どんな機械にしようかな?」コンセプトをよく考えることから始まります。
そして、それに従って大体の形や使う部品・技術・素材などを組み合わせて大まかな概要を考えていきます。
ある程度詳細が決まったら、CADを使って設計と製図を行い、強度などに問題がないか確認をします。
具体的に設計していくと、「やっぱり、こう設計するとこんな問題が起きるからこっちを変えるか」「これだと強度が足りないから素材を変えるか」
などといろいろと試行錯誤が必要になってきます。強度や安全性、環境に及ぼす影響、コスト、製作期間なども考え、詳細をつめていく必要もあるので、とても根気が必要です。
最終的には、工場などで生産ができるように、具体的な寸法・材質・部品・加工や組立の方法等を細かく記載した設計図(図面)に仕上げていきます。

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